倶楽部入口倶楽部活動検索累計訪問者数Live Stats For Website 一年目 約9万3千 2009-02-27 10万人 2009-09-17 20万人 2010-04-27 30万人 2010-11-15 40万人 2011-06-22 50万人 2012-02-26 60万人 2012-11-09 70万人 2013-10-24 80万人 2015-08-27 90万人 |
将棋一般鈴木健吾 日本人初の2時間4分台で日本新先日(2/28)行われたびわ湖毎日マラソンで、鈴木健吾選手(富士通)が史上初の2時間4分台となる2時間4分56秒の日本新記録で優勝しました。以前の日本記録は大迫傑選手(Nike)が持っていた2時間5分29秒でしたので、それを33秒更新したことになります。
今回のマラソンで鈴木選手以外にも好記録が続出していたのには、いろいろと気象条件に恵まれていたことと、ペースメーカーの配分も良かったのが要因でしょう。 それにしても、鈴木選手のレース運びは巧みでしたね。前半は向かい風でしたので先頭集団を風除けに利用し、後半はタイミングを見計らって一気に抜け出し、最後は独走状態でゴール。さらに驚いたのには、ハーフのタイムが1時間2分36秒でしたが、後半はそれよりも速く駆け抜けていることです。まさに世界のトップクラスのレース内容で凄いの一言。 鈴木選手の記録を5km当たりで計算してみますと、14分48秒あまりになります。これは大迫選手の日本記録の時より4秒くらい速いタイムで駆け抜けていることになります。 この先、鈴木選手以外にも好記録を出す選手が現れるかもしれませんね。日本のマラソン界に明るい希望が沸いてきそうです。 カテゴリ: 将棋一般
詰将棋メモ(2021年3月2日)
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令和2年度看寿賞[2021年3月1日最終更新] 令和2年(2020年)の詰将棋の最優秀作品(ネット発表作品も対象)を表彰する令和2年度看寿賞。詰将棋パラダイス2021年3月号で候補作品の推薦募集が始まった。Webサイト(詰将棋パラダイス)からも投票できる。受賞作品は同誌2021年7月号で発表され、9月に福岡で開催される予定の第36回詰将棋全国大会(1年延期)で表彰される予定。これまでの受賞作品は、全日本詰将棋連盟で鑑賞できる(下記リンク)。 例年受賞作が発表された後でこの作品の方が良いとかいろいろな意見がでるが、事前に誰でも推薦できる制度があるのだから、お気に入りの作品がある人は、まずは一般推薦に参加して意見を表明しよう(3月末まで)。 関連情報: 令和元年度看寿賞 (平成30年 29年 28年 27年 26年 25年 2020年3月1日 200手以上の長手数作品リスト 2021年3月1日 記録更新作品リスト 更新記録 2020年を参照 (記録に挑戦! (おもちゃ箱)) 2021年3月1日 詰将棋パラダイス 詰将棋学校上半期半期賞受賞作品
2021年3月1日 将棋世界 詰将棋サロン年間優秀作品
2021年3月1日 煙詰作品リスト 煙詰全作品リスト【全駒・小駒・貧乏・歩なし】(PDF) (詰将棋一番星) より
2021年3月1日 2020年8月10日~2021年2月14日 春霞賞ノミネート作品 ベイと祭りと詰将棋 より。春霞賞は詰パラ発表の構想作が対象。毎月詰工房メンバーがその月の優秀作を選び、その中から年間の最優秀作を決定する。 カテゴリ: 将棋一般
NHK杯 羽生九段vs斎藤八段 の感想昨日のNHK杯は準々決勝の最後の一局、羽生vs斎藤だった。
先日、NHKのBSで羽生の特集が放送された。その羽生の登場。そして相手は名人戦の挑戦者になった斎藤。 これはしっかり観る価値あり、と判断。 羽生の▲矢倉vs斎藤の△5二玉型の新しい指し方。 まさに新旧の感覚の対決。そういう意味ですごく興味を持って観た。 結果は斎藤の完勝。最後は大差。 内容的には、羽生は玉が▲8八玉型だったため、後手の飛車の直射をモロに受けて被弾。玉の位置が敗因になっていた。 羽生は玉に3手かけて▲8八玉にしたのだが、それが結果的に悪かった。斎藤は玉に△5二玉の1手しかかけてない。中住まい玉の広さを存分に活かしていた。それが勝因だろう。 阪田大吉さんのブログでのAIのグラフでも、羽生にはノーチャンスの一局だったとのこと。 この一局は、若手代表である新感覚の斎藤と、ベテラン代表である羽生の将棋観の違いが表れていた。 そして結果は斎藤の完勝。新旧交代を告げた、時代を象徴する対局だったと感じた。面白かった。 カテゴリ: 将棋一般
詰将棋メモ(2021年2月28日)
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令和3年2月、新アルトワークスによる実燃費とその他令和3年2月に走行した新アルトワークスによる実燃費を以下に報告します。
○期 間 : 1/30 ~ 2/27 ○走 行 距 離 : 1743.9km ○ガソリン消費量 : 70.30L (20L+15L+15L+20.30L) 上記の値から、ガソリン満タン法で計算しますと平均燃費は 24.81km/L となります。また、ガソリン満タン時のメーターの平均燃費は 24.9km/L を表示していました。 先月より幾らか伸びています。4年前の旧アルトワークスでは、この時期のメーターの平均燃費で 24.2~24.3km/L と記録していますので、やはり新アルトワークスの方が良い結果となりました。 さて、話は変わりますが、今現在各車は何でもオートマチックなものばかりですね。例を挙げればオートマ車だったり、オートエアコンだったり、オートライト式だったり、・・・といろんなものが自動なんですよね。これって人間が馬鹿になるシステム作りじゃないですかね? 昔の車は良かったですね。人間中心の車作りで、人の判断で何もかも動いていて、操っているなと感じさせるものでした。 今では便利さばかりが目立つようになり、返って危険を伴うような車ばかりで、その為踏み間違い等の事故も増えています。可笑しいですよね。 もっと原点に戻って車作りを考えて欲しいです。 カテゴリ: 将棋一般
詰将棋メモ(2021年2月27日)
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(2月) 27日(土) 詰とうほく 仙台 ★年賀詰鑑賞会予定 カテゴリ: 将棋一般
推理将棋第135回解答(8)[2021年2月27日最終更新] 関連情報: 推理将棋第135回出題 推理将棋第135回解答(1) (2) (3) 135-8 上級 Pontamon 作 丑年の初詣は善光寺 21手 さて、どんな手順だったのでしょうか。 (条件)
出題のことば(担当 Pontamon) 対局中の世間話。過去問では会話にヒントが隠されている事も。 不成も無いから中段玉?(Pontamon) 締め切り前ヒント 後手陣で先手の駒が動くが、成や不成が付かない駒。32への駒打ちで詰み。 余詰修正 会話と条件 余詰修正2 会話と条件 推理将棋135-8 解答 担当 Pontamon ▲68玉、△34歩、▲66歩、△同角、▲67玉、△55角、 11玉と21玉の着手があったという条件なので初期配置で51の後手玉を11まで移動してみますが、その際、後手玉の駒頭へ先手の1つのある駒を5回ぶつけることができそうです。ぶつけることができる駒種は、王手だったとしても後手玉がかわすことができる駒種でなければいけないので、飛、角、銀の3種しか無さそうです。 飛を後手玉の頭へ当てると、後手玉は1段目を1筋側へ移動していき、先手飛は隣の筋の2段目へ移動します。これを1筋まで繰り返せば駒をぶつける手を5回達成できます。 先手の駒が銀や角の場合は、後手玉は斜め移動してぶつけられた駒の脇腹へ移動します。 先手のどの駒種をぶつけるにしても、後手玉が移動する経路に後手の自駒があってはいけません。 参考1図は、先手が後手の飛を取って、横這いする1段目の玉を▲52飛から▲12飛不成まで5回連続で追ったものです。▲12飛不成まで行って駒を頭に5回ぶつけることができた次の手は△21玉と戻ったところを▲22金の頭金で詰める手順なのですが、手数オーバーの23手になってしまいました。 参考1図:▲76歩、△42飛、▲33角不成、△52玉、▲42角不成、△54歩、▲31角不成、△51玉、▲22角不成、△42金、▲11角不成、△33桂、▲52飛、△41玉、▲42飛不成、△31玉、▲32飛不成、△21玉、▲22飛不成、△11玉、▲12飛不成、△21玉、▲22金 まで23手 そこで、銀を後手玉の頭へぶつける手順を検討してみたのが参考2図です。玉は52、41、32、21、12の順で移動できるように経路を準備しておきます。玉頭の歩を突く手の条件があるので、△52玉の後の△54歩がピッタリで、銀を玉の頭へぶつける最初の▲53銀を打つことができ、△12玉、▲13銀不成の後は△11玉を指して11玉と21玉の手の条件をクリアし、21手目の▲22金までの手順が参考2図となっています。後手の飛の横利きが残っているために21手目の▲22金では詰んでいません。 玉の頭へぶつけるのが銀ではなく▲53角から開始しても同様に21手目の▲22金では飛の横利きがあって詰みにはなりません。 参考2図:▲76歩、△34歩、▲22角不成、△52玉、▲31角不成、△54歩、▲22角不成、△33桂、▲11角不成、△42金、▲53銀、△41玉、▲42銀不成、△32玉、▲33銀不成、△21玉、▲22銀不成、△12玉、▲13銀不成、△11玉、▲22金 まで21手 玉の移動に乗じて後手駒の頭へ先手駒をぶつける手順を検討しましたが、玉移動と5回のぶつけは別なのでしょうか? ▲76歩、△34歩、▲22角不成、△42玉、▲11角不成、△33桂、▲72角、△62銀、▲63角不成、△51銀、▲52角不成、△62銀、▲63角不成、△51銀、▲52角不成、△32玉、▲41角不成、△21玉、▲32角不成、△11玉、▲21金 までの21手だと△12玉の逃げ場が残っていて失敗です。 あとは何処が間違っているのでしょう? 条件を見直してみると「21と11への玉着手があった」となっているだけで、後手玉だとは言っていませんでした。解図の際、都合が良さそうだから後手玉が21や11へ行くのだと勝手に思い込んでいました。 まさかとは思うものの、過去の年賀作品では先手玉が後手陣へ行く作品がいくつかあったので、21と11の玉着手が先手玉の場合を考える必要がありそうです。9段目の玉が1段目へ行くのには最低8手必要で、11と21の玉着手も考慮すると先手玉の着手回数は最低でも9手。先手着手が全部で11手のうちの9手を玉移動で費やすと、残りの先手着手は2手になり、最終手は玉で王手するわけにはいかないので玉移動中に入手した駒を打つ手になることが予想されます。 先手玉はどこから後手陣へ入玉できるのでしょうか?後手の歩頭の4段目へ玉が出る訳にはいかないので、どこからの後手の歩を突いてもらい、その歩を斜めから取って4段目へ行き、次の手では両隣りの筋のどちかの3段目の歩を取って入玉することがでそうです。 次に2段目への玉移動ですが1段目の後手駒の他に飛の横利きもあるのでちょっと難しそうです。11や21へ行く必要があるので、後手の△12香と飛の横利きを止める手の協力があれば▲12玉から▲11玉や▲21玉という経路がありそうです。その他には△42銀で飛の横利きを止めてくれれば▲22玉から▲11玉や▲21玉を指せそうです。こちらだと後手の協力手は1手だけで済みそうです。ちろん▲22玉とするには後手角の利きが無い状態か22に後手角が居る必要があります。 話は戻って、先手に残されている手はあと1手です。まだクリアできる見込みが立っていない条件は「玉頭の歩を突いた」と「後手のある駒の頭へ先手のある駒を5回ぶつけた」の条件です。先手の駒を5回ぶつけることができる駒は後手陣へ向けて移動する玉しかありせんし、頭へ玉をぶつけることが可能な後手の駒は角しかありません。となると先手の残り1手は玉頭の歩を突く手に違いありません。(後手が後手玉の玉頭の歩を突く可能性もありますが) 後手の角の頭へ先手玉をぶつけ、角は一マス斜め後ろへ引き、玉は角頭へぶつけ直すことを繰り返すことになります。玉の移動中に後手が突いた△34歩を取る必要があるので、最初に角頭へ玉をぶつける地点は67。そのためには後手角は66へ来ている必要があり、▲67玉を可能にするには▲66歩が指されている必要があります。▲66歩を突くのは手順前後がありそうですが、ここで効いて来るのが「玉頭の歩を突いた」という条件。 これらをまとめると初手から、▲68玉、△34歩、▲66歩、△同角、▲67玉と角頭へ玉をぶつけるのが最初なので5回目は、△22角、▲23玉になります。続く14手目は△42銀で22の角への利きを外し15手目は▲22玉。この後、先手は▲21玉と▲11玉の2手と最終手の駒打ちで詰ます必要がありますが、持ち駒にあるのは角と歩で今後入手可能なのが香と桂。42に後手の銀が居るので、とどめは銀腹の32への角打ちになりそうです。その32の角を支えるためには17手目は▲11玉で19手目が▲21玉の順になります。▲32角で詰むためには後手玉は41に居る必要があるので、16手目からは△52金左、▲11玉、△41玉、▲21玉として、20手目は玉の退路を塞ぐ△51金寄に▲32角で詰みになります。 最初の余詰修正の「連続で5回」ですが、「21と11」の着手駒が「玉」であることを明かし、「駒成なし」も条件に追加したことで「連続5回」としなくても「5回」だけで限定されると思ったのですが甘かったです。5手目に玉頭へ角を打つ手で開始されて、頭をぶつける手が5回連続ではない余詰手順数種がNAOさんから指摘されました。 例:▲76歩、△34歩、▲22角不成、△32飛、▲52角、△42玉、▲43角不成、△12香、▲31角不成、△同玉、▲32角不成、△22玉、▲92飛、△24歩、▲23角不成、△11玉、▲12角不成、△31金、▲21角不成、△同玉、▲12銀 まで21手 最初の余詰修正後にNAOさんから指摘があった余詰手順は下記のような手順になります。 ▲76歩、△52玉、▲33角不成、△54歩、▲22角不成、△33桂、▲11角不成、△42金、▲53角、△41玉、▲42角不成、△32玉、▲33角左不成、△21玉、▲22角上不成、△12玉、▲13角不成、△32銀、▲14桂、△11玉、▲22金 まで21手 余詰修正2は「盤上の駒」に限定したものです。これによって、修正1の余詰指摘手順にある▲52角と打つ手から始まる手順は除外されるので、最初の余詰修正の「連続で」の追加は不要かもしれませんが、修正2を公示するまでに他の手順を検討する時間が無かったので修正1はそのままにしました。 それではみなさんの短評をどうぞ。 (短評) Pontamon「『牛に引かれて善光寺参り』の由来の『軒下の布を角に引っ掛けて行った牛を追いかけ、追いつきそうになっては離されるを繰り返しているうちに善光寺へ着いてしまった』を序にする構想から作図したところ、運よく21と11の着手も絡めて21手になりました。ただ、その後の余詰消しに四苦八苦。緩めた条件で出題した結果、余詰み作となってしまいました。申し訳ありません」 NAOさん(双方解)「作者ヒントの"不成なし"で謎が氷解。ツノに玉をぶつけるとはビックリ。 ■5回連続の初回が駒打ちだと余詰む順があるのは気付いてましたが他の条件によって排除されていると思っていたので、余詰再修正が必要になってしまいました。余詰指摘ありがとうございます。 ミニペロさん「先手玉だと気が付くかどうかが分かれ目。問題文は21・11とあるが、11の香から先に取るのがミソ。」 ■21、11の順は会話の流れ。ミスディレクションを誘う気は毛頭ないけど、異論が出るかな? 飯山修さん「後手陣というのが3段目以内と思い込みあきらめていた手順だけどそうでないと判ればあっさり解決」 小山邦明さん「修正前の条件で考えていたので、飛の横利きを遮断するため、途中で玉頭の駒をスイッチさせる事で詰ます事を考えました。」 ■玉頭の駒を別の駒にスイッチすると「先手の"ある駒"」が"別の駒"に代わることになるので条件を満たしていませんでした。▲53銀から▲42銀の代わりに持ち駒の角を▲53角と打ってかの▲42角不成の後▲33角右不成、▲22角不成、▲13角不成としても駒種は角ですが途中で別の角に代わるので、この手順も修正前の条件を満たしていません。 ほっとさん「11や21の玉着手が先手玉だったとは。」 ■「玉着手」はミスディレクションを狙った条件でした。 ジェシーさん「時間切れです。ぶつける駒とは、3二玉に対し3三角不成~2二角不成の往復という迷路にはまってしまいました。」 ■2地点間の往復や3地点の往復などいろいろありそうです。「牛に引かれて…」の由来を調べると閃き易かったと思うのですが、短評からは推し量れませんでした。 原岡望さん「玉で攻めるとは意外」 ■先手の金を後手角へぶつけて行くと、最終手の32角を支えることができません。と言っても出題時の条件では11と21の着手は玉と明かしている(作図時は単に「21と11の着手があった」)ので、21と11の玉が先手玉だと気付くかが解図の岐路になります。 RINTAROさん「余詰手順しか分かりません。ヒントを見て、ますます分からなくなりました。 ■解答いただいた▲52飛から▲12飛不成までの横這いで玉を追う手順では、51玉の状態で54歩としているので「玉頭の歩を突いた」の条件をクリアできていませんでした。 山下誠さん「1一玉と2一玉が先手の玉と気づくまでが長い道のりでした。」 ■そばにいる後手玉のはずという先入観ですね。先手玉が後手陣まで入り込む過去作としては98-4、118-4がありました。 はなさかしろうさん「素晴らしい手順でした。会話を振り返ると、いろいろ仄めかされていたわけですが。 ■会話での仄めかしや134-2の解説で「駒成なし」は「不成があった」ことにはならない、と伏線を張りましたが効かなかったようです。「成る手も不成の手も無し」の条件だったら「21と11の玉着手」が先手玉だと気付く方が多かったことでしょう。 正解:8名 NAOさん ミニベロさん 飯山修さん 小山邦明さん 総評 NAOさん「"21"と"3"に関連した年賀詰特集を楽しみました。 ■「成駒の着手なく11手目の11香成で詰めた/玉を3回連続で動かした」とか「21玉を11手目の32金で詰めた」がありそう。 ミニペロさん「ご迷惑おかけしました。今年一年、多難な年になりそう。」 ■こっちこそ、粗検申し訳ありませんでした。 諏訪冬葉さん「135-8 は考え中ですが、今年も全問正解の目標が1月で潰えそうな気がします。」 ■結局、再解答は無かったようです。残り全問正解を目指しましょう。 小山邦明さん「上級の135-7と135-8は、条件の修正がある前に解いていた手順です。 ■135-7は余詰手順で正解、135-8は僅かながら条件をクリアできていませんでした。出題数が多かった上での余詰3作では解く時間が足りなかったですね。申し訳ありませんでした。 べべ&ぺぺさん「かなり悩みました。本年もよろしくお願いします。」 ■こちらこそよろしくお願いします。 ほっとさん「「最終手が21」でもいろいろな形があるもの。しかし数が多くて1作1作の条件も多く、大変でした。」 ■過去問だと、8作あれば2回出題に分けていたようなので、出し過ぎでした。 占魚亭さん「相変わらず低調です……。」 ■低調というより、出題が多くて解図の意欲が湧かなかった? ジェシーさん「今月は難問揃いで、直前ヒントに大いに助けられました。」 ■ヒントは有効に活用してください。今年からは出題2週間後くらいに中間ヒントとして作者ヒントを投入していきます。 神在月生さん「短評を 書く余裕なし 情けなや」 ■解答をお寄せいただけるだけでも助かります。解答者1桁の前回はショックを受けたので。 原岡望さん「今月は詰パラに苦戦してこちらに手が回らずヒント頼みの〆切日解答です」 ■締め切り日解答で全問正解はさすがです。 RINTAROさん「久しぶりに解けなかったです。1~7は比較的短時間で解けましたが、8が分かりません。もしかすると条件の勘違いや解釈の相違なのかもしれませんが、あまり考える気がしなかったのも事実です。残念ですが、解答発表を楽しみに待ちます。」 ■135-8では作者の狙いではありますが、11と21の玉着手が後手の手だという先入観が災いしたようです。 山下誠さん「今年も年賀推理将棋を、長い時間楽しく苦しみました。」 ■昨年の年賀推理は3作で寂しかったので、今年は6作を用意していたところ投稿締め切り日後に+2になったのにそのまま1回で出題してしまいました。 推理将棋第135回出題全解答者: 15名 NAOさん ミニベロさん 諏訪冬葉さん 飯山修さん 当選: 占魚亭さん、山下誠さん カテゴリ: 将棋一般
詰将棋メモ(2021年2月26日)
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(2月) 27日(土) 詰とうほく 仙台 ★年賀詰鑑賞会予定 カテゴリ: 将棋一般
推理将棋第135回解答(7)[2021年2月26日最終更新] 関連情報: 推理将棋第135回出題 推理将棋第135回解答(1) (2) (3) 135-7 上級 ミニベロ 作 令和三年 年賀詰 13手 さて、どんな手順だったのでしょうか。 (条件)
出題のことば(担当 Pontamon) 年賀条件らしいのは年賀状の牛の部位のイラストという会話? 17-3を見てね!(ミニベロ) 締め切り前ヒント 国会の牛歩は遅いが、歩みは速く老婆は追いつけない。肉の部位はミスジ。 余詰修正 会話と条件の「打つ手が3回」の前に「駒を取ったその筋に」を追加 余詰修正2 会話:「変な将棋だったね」の後に「、成る手もなかったし」を追加 推理将棋135-7 解答 担当 Pontamon ▲36歩、△42玉、▲35歩、△51金右、▲34歩、△52飛、 先手の着手が奇数筋だけとなるとどんな詰み形が思い浮かびますか?派手なものには▲58飛と▲55角から▲33角不成の両王手がありますが、第一回で出題された同じ作者の1-3「とどめは香」9手の詰み形も有力です。手数が増えているので▲22角不成で偶数筋の着手をしないで済むように、▲33角不成で後手の角を取れるように後手の協力も期待でき、取った角は▲51角と打ち、▲11角不成で取った香で仕留める筋書きです。 参考1図の手順だと、41地点が空いているので詰みではありません。しかし、4手目に金の着手をしないといけませんし、金の手は1手だけなので△41金と戻ることもできません。2手目△42飛は3手目の▲33角不成の王手を避けるためだけではなく、金移動で空いた41を△41飛で埋める予定でしたが、その手を入れると手数オーバーになります。 参考1図:▲76歩、△42飛、▲33角不成、△32金、▲77角不成、△55角、▲同角、△52玉、▲51角、△54歩、▲11角不成、△55歩、▲54香 まで13手 ※余詰修正により、駒を取った筋と同じ筋へ打たないといけないので、11で取った香を5筋に打つことはできなくなっています。 余詰検証や解図の際には必ず検討されていると思われる形として、1間龍(飛)の形があります。居玉に対しては▲31飛や▲71飛が最終手になる形です。本問では成る手ができないので、▲31/71龍や▲31/71飛成はできないので玉の媚びんは別の方法で抑える必要があります。具体的には▲54桂や▲53角などがあるでしょう。 先手は奇数筋にしか着手でなくて駒成もできないので、△32飛を▲33角成かの▲32馬で取ることはできません。53地点で飛を取るには4手目金の条件があるのでうまくいきません。参考2図は、玉の媚びんを▲53角で抑え、▲71飛で詰ませた図になります。しかし、▲53角不成で取った歩を打つ手はありませんし、▲71同角不成で取った飛を次の手で打ってもいないので失敗です。 参考2図:▲96歩、△72飛、▲97角、△52金右、▲53角不成、△82銀、▲35角不成、△71飛、▲同角不成、△84歩、▲53角不成、△83銀、▲71飛 まで13手 参考2図で53の歩を取らないで済むように、▲76歩、△72飛、▲55角、△52金右、▲16歩、△74歩、▲15歩、△73飛、▲同角不成、△62銀、▲72飛、△42銀、▲71飛不成の手順で詰みますが、取った駒を次に打つ手が1回しかありません。 ▲71飛での詰みは無いと思っていましたが、「成る手なし」の条件追加をする前の条件で、飯山さんから指摘があった手順を取り入れた順が下記の▲71飛で詰みになる手順でした。粗検、申し訳ありせん。 ▲96歩、△54歩、▲97角、△52金右、▲53角成、△42銀、▲71馬、△74歩、▲72銀、△同飛、▲同馬、△73銀、▲71飛 まで13手 なお、最初の条件でNAOさんか指摘があった下記の余詰手順では、取った駒を取った筋とは別の筋へ打つ手順でした。 ▲96歩、△54歩、▲97角、△32金、▲31角成、△52玉、▲72銀、△34歩、▲76歩、△99角不成、▲71銀不成、△51香、▲53銀 まで13手 また、修正1後の成る手が許されている条件での余詰手順もいただいています。 ▲36歩、△52玉、▲35歩、△51金右、▲34歩、△62銀、▲33歩不成、△同角、▲34歩、△38歩、▲33歩成、△44歩、▲34角 まで13手 13手もあるといろんな手段が可能になるようです。粗検、大変申し訳ありませんでした。 さて、作意順ですが、奇数筋だけと言われると2つの筋を行き来して駒を入手して次の手で打つような流れを想像しそうです。しかし、そのような手が3回あるとのことですので、攻める先手の7手のだけでは無理なのが分かります。初手▲76歩なら、残りの6手は、駒を取って次に打つという手を3回繰り返すことになりますが、3手目に取れるのは33の歩だけなので5手目に歩を打てる筋がないからです。となると、後手も先手の駒を取っ次の手で打つ必要があります。後手陣近くで先手の駒を取るのであれば、先手が着手している奇数筋の駒を取ることになります。最初に先手の駒を取られてしまっては攻めの継続が難しくなるので、後手が先手の駒を取るタイミングは、先手が後手の駒を取る手を指したその駒を同で取るか、先手が取った駒を打った時に同で取るかになるでしょう。また、余詰修正によって、取った駒はその筋へ次の手で打たなければいけないので、同じ筋の着手が増えることになります。3回目の駒を取って打つのは先手でしょうし、それまで手が進んでいる筋は2回の駒取りがあった筋なので、結局、先手の着手はひとつの筋である可能性が高いはずです。 では、その筋は何処でしょう?取って取られてを繰り返すには、先後の駒が多数利いて地点を探してみるのが良さそうです。13地点は、後手の香、桂、角が利いているし、先手が1筋の歩を伸ばしていけば、先手の香も利くし、▲18飛の1手を入れれば飛も利いてきます。しかし、1筋は玉から遠いので手数が足り無さそうです。9筋も同様に遠いので外します。5筋の2段目なら左右の金が利いていますが、初王手での詰みの条件をクリアするのが難しそうです。残る奇数筋の3筋と7筋を比較すると3段目への利きが角の分だけ多い3筋の可能性が高いでしょう。 初手から、▲76歩、△42金、▲33角不成で歩を取っても5手目に歩を打つことができないので、角の出番があるとしてもそれは後半になるでしょう。とすると、初手は▲36歩しかありません。先手は3筋の歩を突き進めるしかないので、▲33歩不成で歩を取れるのが7手目で、9手目には取った歩を打たなければいけないので、後手は8手目に33の先手の歩を△33同〇の手で取る必要があります。これで先手は9手目に▲34歩と打って、11手目には後手が8手目に指した33の駒を取ることができますが、残りの手は最終手で11手目に取った駒を打って詰める必要があります。後手は8手目に33で取った歩を10手目に3筋へ打つことになります。7手目以降を整理してみると、7手目から▲33歩不成、△同〇、▲34歩、△3〇歩、▲33歩不成で8手目着手の駒を取って、10手目の△何かの次に9手目に取った駒を3筋へ打って詰める。9手目に▲33歩不成で駒を取った歩がそのまま33に居る場合はそれを支えにして駒を打てるのは32地点になります。最終手を支えている33の歩を32へ打った駒で支える必要もあるのでその駒種は金になるはずです。ところが金の着手は4手目の1回だけなので、33の歩と協力して2枚の駒での詰みではないことになります。となると、11手目に打つ駒ひとつだけで詰める単騎詰めになります。11手目に3筋へ打つ駒が取られないためには、9手目に取る駒は桂で10手目は△33同角であれば頭の丸い角頭の34地点への桂打ちで詰む形を作れます。7手目からの手順を再確認すると、▲33歩不成、△同桂、▲34歩、△32歩、▲33歩不成、△同角、▲34桂になります。 先手が7手目まで歩を進めているうちに後手は△42玉へ玉移動したり、退路になる51や52地点を埋める手が必要になります。初手から、▲36歩、△42玉、▲35歩、△51金右、▲34歩、△52飛 の6手になり、7手目以降の手順で桂単騎の詰みになります。 それではみなさんの短評をどうぞ。 (短評) ミニベロさん(作者)「正月用に条件をいじったのが間違い。新年早々申し訳ありませんでした。 NAOさん「先手が描いたのは3筋(ミスジ)。美味しい牛をごちそうさま。」 ■ミスジは肩甲骨辺りの肉で、1頭から数百グラムしか取れない希少部位らしいですね。(3kgとの情報もあり) 諏訪冬葉さん「中間ヒントで桂吊るしは見えましたが歩の打ち直しに気づくまで時間がかかりました。」 ■成る手なしなので後手の歩を取った自分の歩が盤上にあるので次の手で歩は打てないと思い込むと後手の△33同桂が見える前に▲33歩不成は駄目だと判断してしまいがち。 飯山修さん(双方解)「作者のヒントで吊し桂は判ったが角で入ると王手になってしまいお手上げでした。歩なら確かに王手がかからない。 小山邦明さん(余詰解)「修正前の条件で考えていたので、最終手は31飛打で合駒無しを収束形として考えました。」 ■▲53角成で取った歩を次の手で打っていないですが、「取った駒は"必ず"次の手で打った」という条件ではないので解答いただいた手順(取った銀をすぐ打つのが2回と取った飛をすぐ打つのが1回の計3回)も正解になります。 ほっとさん「先手はまさかの3筋のみ。」 ■奇数筋のみと言われると、最終的には2つの奇数筋の駒での協力を想定してしまいます。 ジェシーさん「17-3を見なければ、絶対に解けない問題でした。」 ■作者ヒントが甘過ぎましたか。 原岡望さん「素っ気なく見え、実は親切なヒント」 ■作者ヒントで詰み形がほぼ見えてました。 RINTAROさん「17-3と牛歩戦術を参考に解けました。」 ■ヒントが解図の参考になったようですね。 山下誠さん「なるほど3筋で牛歩戦術でしたか。まじめにヒントを読むべきでした。」 ■考えなくてもわかるようにミスジ(3筋)の方が良かったですね。 はなさかしろうさん「ぴったりで楽しい手順でした。」 ■解図を楽しんでいただけたようで幸いです。 正解:11名 NAOさん ミニベロさん 諏訪冬葉さん 飯山修さん (当選者は全題の解答発表後に発表) カテゴリ: 将棋一般
詰将棋メモ(2021年2月25日)
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(2月) 27日(土) 詰とうほく 仙台 ★年賀詰鑑賞会予定 カテゴリ: 将棋一般
返事「私は結婚時に家具等は業者に配送してもらいましたが、大切な『ぬいぐるみ』たちは、しっかりと自分で梱包して自分で丁寧に新居に運びました。持参金ならぬ『持参ぬい』です。(中略)伊奈先生は渡辺明名人が結婚当初持ってこられた『持参ぬい』にはどのような感想を持たれたのでしょうか?」(2020-09-26)
★ぬいぐるみは同棲前からいたので、新参者の私から言えることはないです。
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詰将棋メモ(2021年2月24日)
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(2月) 27日(土) 詰とうほく 仙台 ★年賀詰鑑賞会予定 カテゴリ: 将棋一般
返事「9月19日に『私の夫のヘアスタイルはオシャレ坊主です』とメールした者です。夫のヘアスタイルをアピールしただけの変なメールになっていました😓まるで『不審者からのメール』ですね。
夫婦で渡辺名人をずっと応援しています。→これが言いたかったメインの内容です。」(2020-09-23)
★伊奈は特に応援していないと。
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推理将棋第135回解答(6)[2021年2月24日最終更新] 関連情報: 推理将棋第135回出題 推理将棋第135回解答(1) (2) (3) 135-6 中級 NAO 作 初成りの初王手 11手 「あけましておめでとう」 さて、指し初めの一局はどんな将棋だったのだろうか。 (条件)
出題のことば(担当 Pontamon) 11手詰の3作品とも最終手は21。本作は21での初成初王手です。 玉移動は4手目42玉と8手目33玉の2回です。(NAO) 締め切り前ヒント 空き王手で33の玉を21の手で詰める。21の手は不成ができない強制成の駒。 推理将棋135-6 解答 担当 Pontamon ▲76歩、△34歩、▲22角不成、△42玉、▲11角不成、△32銀、 最終手が21で、玉の手は1手おきの2回なのでおそらく3筋で玉が詰まされるはず。2手目に△34歩を指さない場合は3手目の有力候補の▲33角不成が王手にならないようにするので2手目は△42金か△42銀。△42飛だと、4手目に41の金を動かしてからの6手目の△41玉になるはず。となると1手おいて、後手の最終手となる10手目に3筋への玉移動になる。 この方針で指し進めてみたのが参考1図です。どうにか11手目を21で駒成での初王手をしてみましたが、21の馬を支えるために7手目は▲11角成をしているので、最終手は初駒成ではありませんでした。それより、41地点が空いているので詰んでません。2手目が△42金だとしても、結局42地点の駒が残って、41地点は空いたままになるので結果は同じになります。 参考1図:▲76歩、△42飛、▲33角不成、△52金左、▲22角不成、△41玉、▲11角成、△33桂、▲12角、△32玉、▲21角成 まで11手 2手目に△34歩を指すと、3手目は▲22角不成で角入手が参考1図より1手早くなります。その場合は最終手の21角成の馬を支える駒として11の香を入手して▲22香と打つことが可能なので11への角着手は不成で済ますことができます。この手順で11手で詰めたのが参考2図です。最終手の▲21角成は初の駒成で初王手になっています。また参考1図では実現しなかった、先手の大駒の手に後手が大駒で応じる△42飛も実現できましたが、先手の大駒着手は1筋なので「3筋に指した大駒の手」にはなっていなかったので失敗でした。 参考2図:▲76歩、△34歩、▲22角不成、△42玉、▲11角不成、△33桂、▲22香、△32玉、▲12角、△42飛、▲21角成 まで11手 参考2図を見ていると、11の角に22の香の配置に目が留まるかもしれません。つまり、最終手が▲21香成で空き王手になるように玉は32ではなく33に居る場面が頭の中に浮かんできます。▲12角からの▲21角成ではなく最終手が▲21香成なら、▲12角と打つ1手が余ってきます。 玉が33なら、玉が移動でる地点としては24と44の中段への進出と、▲21香成では利きがない32地点の3箇所になりそうです。 初手から進めてみると、▲76歩、△34歩、▲22角不成、△42玉、▲11角不成、△何か、▲22香、△33玉。続く9手目からは先手の3筋の大駒着手に10手目の後手の大駒着手のあとに最終手▲21香成ですので、9手目は▲35角と打って、24と44の玉脱出経路の両方を防ぎます。10手目の後手の大駒着手は△42飛です。もし10手目に△32飛で32地点を埋める手だと、空き王手の時に△22飛で合いが可能になるからです。31の銀が居るままだと同じく△22銀での合いができるので、不明だった6手目の「何か」は△32銀になります。これで玉の退路の32を埋めつつ、△22銀の合いができませんので、空き王手での詰みとなります。 それではみなさんの短評をどうぞ。 (短評) NAOさん(作者)「開き王手狙い。年賀でなければ4筋の大駒着手としたいところ。」 ■少なくとも「21の小駒着手があった」の条件は必要なようです。 ミニペロさん「「後手は玉を2回、1手おきに動かした」計3回ともとれるが、これでいいのかな。 ■「後手は1手おきに玉を2回動かした」なら、玉移動があった後のことかもしれないので玉移動3回の可能性がありそうですが、問題文は読点で区切られているので多分大丈夫なのでしょう。(実は担当も2,6,10手目の3回玉移動の順を検討しました) 諏訪冬葉さん「中間ヒントのおかげであき王手しかないと気づきました。」 ■33の玉ですからね。大甘の作者ヒントでした。 飯山修さん「これも作者のヒントがなければ到底到達出来ない手順。1月22日迄待ってて良かった」 小山邦明さん「最終手しか成りがないので、11に角、玉は33で24への脱出ができないようにと考えました。」 ■成が最終手の21と聞くと、飛先の歩を突いて行って21歩成までで31の後手玉を詰ます手順が思い浮かびますが、それでは大駒着手ができません。成が最終手という情報から空き王手を発想できるところが凄い。 ほっとさん「22香~21香成が見えにくい。」 ■空き王手を読まない限り思い付かない香入手と▲22香の手。 ジェシーさん「つい、玉を3一に持ってきたくなりますよね~。」 ■駒成が21への最終手だけとなると、思い浮かんだ詰み形から抜け出せなくなります。 RINTAROさん「なるほど、空き王手もあるのか。」 ■下からの空き王手は少ないように思います。 山下誠さん「飛角の組み合わせばかりを考えて手間取りました。」 ■攻めの主流は何と言っても大駒なので、飛角の組み合わせを検討することは仕方ありません。 はなさかしろうさん「初成の初王手、新春らしくフレッシュでした。」 ■実はこちらの作品が無理を言って作っていただいた2作目。最新作という意味でもフレッシュでした。 正解:12名 NAOさん ミニベロさん 諏訪冬葉さん 飯山修さん (当選者は全題の解答発表後に発表) カテゴリ: 将棋一般
詰将棋メモ(2021年2月23日)
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(2月) 23日(火・祝) 創棋会 大阪 カテゴリ: 将棋一般
推理将棋第135回解答(5)[2021年2月23日最終更新] 関連情報: 推理将棋第135回出題 推理将棋第135回解答(1) (2) (3) 135-5 中級 NAO 作 令和3年の決め手 11手 「あけましておめでとう。指し初めの一局はどうだった?」 さて、どんな将棋だったのだろうか。そして令和3年、貴方の勝負手は? (条件)
出題のことば(担当 Pontamon) 決め手(最終手?)は21。他に勝敗を分ける決め手があるのか? 初王手で止めの金を取る(NAO) 締め切り前ヒント 後手玉の右側から連続王手で玉を4筋、3筋へ追い、21の腹金で仕留める。 推理将棋135-5 解答 担当 Pontamon ▲76歩、△34歩、▲22角不成、△同銀、▲72角、△33桂、 1回ずつ指された手が4種類ありますが、普通に考えると、成や不成の手と玉頭の手は攻めている先手側の手でしょう。 同の手が先手なら3手目の同の手は▲44同角しか無いので、おそらく5手目以降でしょう。▲44同角は王手にはならないので、5手目の同の手で駒を入手するか、7手目以降の同の手で初王手になるか、それ以降の合い駒を同の手で取っての王手の手になるはずです。 後手が同の手を指すのなら先手の攻め駒を取られてしまうか捨て駒することになります。先手の駒が取られても良いようにするには先手が2枚以上の駒を取る必要があります。 3連続王手が5手目からだと最終手の11手目の王手と合わせて4連続王手になるので、3連続王手は3手目から7手目の3連続か7手目から11手目の3連続のどちらかになります。連続王手は3回ですが、王手は3回だけとは言われていないので、3手目の王手と7手目から11手目までの3連続王手を合わせて4回の王手とか、3手目からの3連続王手と最終手の王手を合わせて4回という可能性もあります。 この4回王手の手順で詰ましたのが参考1図の手順です。先手は7手目に▲21角と王手で角を打ち捨てて後手が△同玉、続いて▲31角成での駒成の王手と最終手の▲21銀の駒打ちで詰ましました。玉頭の手は後手が△33桂で自玉の頭への桂跳ねで実現していますが、棋譜を見ると不成が2回あったので失敗でした。(手順がスイスイ思い浮かぶと思ったら前問の135-4の作意順でした) 参考1図:▲76歩、△42玉、▲33角不成、△32玉、▲22角不成、△33桂、▲21角、△同玉、▲31角成、△12玉、▲21銀 まで11手 参考2図は、角での王手を同の手で取らせて、玉頭への駒打ちでの王手、21への駒成での王手の3連続王手で詰めた図です。同の手は後手、不成、成、玉頭の3種の王手を連続で実現しているので解図完了だと思いきや参考1図と同様に不成の手が2回ありました。3連続王手の条件があるので1回ずつの4種の手のうちの3つは王手の手のはずだと思い込んだのが間違いでした。成、不成、玉頭、同の手は通局での条件でした。 参考2図:▲76歩、△34歩、▲22角不成、△33桂、▲12角、△42玉、▲31角不成、△同玉、▲32銀、△22玉、▲21角成 まで11手 参考1図の手順も参考2図の手順も不成が2回になって原因は、後手陣へ角が不成で侵入してからさらに後手陣内で移動する必要があったからです。同の手を後手が指す場合、先手は駒を1枚取られることになるので詰みにするには2枚以上の駒を取る必要があります。(単騎詰み以外)参考2図の手順で▲31角不成の代わりに▲31角成で駒を捨てると最終手の成の手と合わせて成が2回になるので、駒取りのために不成で敵陣に入った駒を成の手で動かすのは効率が悪いようです。となると、3手目に▲22角不成で後手角を入手した後の22の角は動かさずに先手は放置して、取った後手角を使ってもう一枚の攻め駒を入手することになりす。5手目に角を打つことになるので7手目の角成で王手しながら駒を取るか、9手目に馬を動かす時に駒を取って、その持ち駒と馬とで詰みに持って行く必要がありす。最終手の着手地点は21なので、9手目に駒を取ったのであれば21への駒打ちが王手になる必要があります。7手目に駒を取る場合は駒を打つのは9手目か11手目で、どちらであっても王手での駒打ちになります。9手目に王手での駒打ちをした場合の11手目は21地点への馬移動か9手目に打った駒の移動になります。 初手から、▲76歩、△34歩、▲22角不成となった後、7手目に駒を取れるように5手目の角打ちを何処にできるのかを考えると、駒取りの対象となる駒は金しかありません。銀を取るために42や62地点へ角を打つと5手目に王手になってしまうため条件をクリアできないからです。3手目の▲22角不成を△同銀や△同飛で取った場合は31への角打ちで7手目に▲22角成で銀か飛を取ることはできますが、それは王手にはならないので駄目です。7手目から11手目までの3手全ては王手である必要があるからです。 玉頭の着手条件もあるので5手目に▲52角と打った次の手で▲61角成で金を取る手が王手になるには6手目に玉を動かすことはできません。41の金を角成で取るのであれば6手目に△42玉と上がることはできますが、▲41角成の王手での逃げ場は△33玉になり、中段へ玉を逃がしてしまいます。 5手目から▲52角、△何か、▲61角成、△42玉になりますが、ここで9手目に王手になるように▲52金と打ってしまうと11手目に21の着手ができないので9手目は馬を引く▲43馬での王手。42の玉の逃げるための地点を空けるには3手目の▲22角不成を△同銀で取って、31地点を空けておく必要があります。また、9手目が馬での王手であるため、11手目は持ち駒の金を21へ打つ手になりますが、そのためには桂をどかしておく必要があるので6手目の"△何か"は△33桂が確定します。 9手目から▲43馬、△31玉、▲21金で詰みました。 これで安心してはいけません。5手目の▲52角も9手目の▲43馬の手も玉頭の手になっているのでこの手順は正解ではありません。9手目の▲43馬は必須ですので、5手目を▲52角ではなく▲72角とすることで作意順となります。 それではみなさんの短評をどうぞ。 (短評) NAOさん(作者)「3手目が意外性あるかも。」 ■3手目でわざわざ成るのは何の為?4手目の△同銀も意外な手でこの2手でぐっと難易度アップ。 ミニペロさん「これは難問。ヒント待ち。一つ一つの条件はきつくないのに、全部揃えるのは大変。際どい順が満載で、よく推敲されていると思う。 ■4手目の△同銀で22の馬を取る手が盲点だったという感想が多かった感じです。 諏訪冬葉さん「135-5に135-4と同じ回答を書こうとして不成が1回多いことに気付いた。まさか角を取られるとは思いませんでした。」 ■筋違い角を打つための角入手の役目が終わったら取られてもいいのは後になれば分かるけど、指し難い手順です。 飯山修さん「こんな都合のいい手順は作者のヒントを見るまで考えもしなかった。NAOさん甘いヒントありがとうございました。早速詰上り図面DBに追加します」 小山邦明さん「最終手は王手なので、3連続の先手の王手は、7手目、9手目、11手目となり考えやすかった。」 ■担当は「3手目からの3連続王手+最終手」や「3手目王手+7手目からの連続王手」の計4回王手も要チェック。 ほっとさん「4手目取ってしまうのが盲点。これも条件が多くて気を遣う。」 ■単に1回ずつなので条件は覚えやすいはず。成・不成・同はよく出てくるけど玉頭の条件が少し珍しかったかも。 ジェシーさん「2二に行った角をすぐ同銀と取るのは、推理将棋では案外盲点かも・・・。」 ■皆さんの短評からも分かりましたが確実に盲点だったようです。 原岡望さん「玉頭条件よし」 ■▲52角の紛れ筋と思い付き難い▲43馬の二重の罠。 RINTAROさん「自然な22同銀が上手いです。」 ■指し将棋なら▲22角成に△同銀は自然ですが、推理将棋では同で取るのが不自然。 山下誠さん「玉頭の手が4三馬と気づくまでが一苦労でした。」 ■玉頭の手で思い浮かぶ▲52角は失敗します。31空いているのが実現できた▲43馬でした。 はなさかしろうさん「なるほど。61の金を取りにいくんですね。」 ■過去問の経験からだと▲52角から取りに行ってしまいそうなので要注意。41の金を取る手順が多いと思いますが。 正解:11名 NAOさん ミニベロさん 諏訪冬葉さん 飯山修さん (当選者は全題の解答発表後に発表) カテゴリ: 将棋一般
作品2月上旬に読んだ漫画・『メタモルフォーゼの縁側』5巻
・『血の轍』10巻
2月上旬に読んだ小説
・『砂漠』(伊坂 幸太郎)
2月上旬に観た映画
・『この世界に残されて』(映画館)
2月上旬に観た演芸
・『神田伯山 独演会』(三鷹市公会堂ホール)
神田伯山さんの講談に感動した。一つの短いお話の中で、笑ったり、泣いたりしたのは『みどりのマキバオー』の一話目以来だ。
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詰将棋メモ(2021年2月22日)
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(2月) 23日(火・祝) 創棋会 大阪 カテゴリ: 将棋一般
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