第66期 順位戦B級2組 9回戦

今日は順位戦B級2組の戦いです。

注目は山崎7段(6勝2敗)vs 神谷7段(6勝2敗)の対局ですが、なかなか進行しません。昼食休憩にはいったところで、わずか9手進んだだけ。
とはいっても、局面はなにやら見知らぬ展開となっており、長考もむべなるかなとは思います。

力戦型の面白い戦いになりそうです。休憩後の展開が楽しみ。

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(webMaster)「第66期」と「9回戦」をタイトルに補足しました。

投稿者: みなもと 投稿日時: 金, 02/08/2008 - 12:36 categories [ ]

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みなもとさんご推察のとおりです。

真部九段の妹さんが土佐七段の奥さまです。
先月執り行われた「真部一男九段を偲ぶ会」では代表を務めておられました。
みなかみさん提供のデータでは昇級確率は低いですが、最終局も頑張ってもらいたいです。

質問と感想

大沢さんへ質問です。真部9段が土佐7段の義兄ということは、真部さんの妹さんが土佐7段の奥様ということでしょうか?「駒音」でも真部さんと土佐さんのつながりについて書いておられたので、どんな結びつきがあるのだろうと不思議に思っていました。同郷でもないし、兄弟弟子というわけでもありませんからね。真部さんが土佐さんの義兄なら、確かに土佐さんが昇級することが、真部さんに対する最高の手向けだと思います。

感想:屋敷さんが長い低迷状態を抜け出して昇級候補の一番手になってきました。彼ほどの才能がありながら、これまでB級2組から上がれなかったのは不思議ですが、本人にもかなり責任があると思います。今年は絶好のチャンス、ぜひとも昇級してもらいたいものです。

すべては最終局に・土佐七段

B級2組は昨年に続いて盛り上がってきましたね。
天才土佐七段は何年か前、勝てば昇級という最終局で、すでに降級の決まっていた田丸八段に惜敗して昇級はなりませんでした。落胆したか、その翌年は降級点。あと1勝の重みをひしひしと感じたものでした。土佐七段は連勝連敗タイプなのでしょうか。
土佐七段は四段時代に十段戦リーグにも入ったことがある実力者。谷川九段が若き頃の自戦記で「なぜこの人が四段なのだろう」と感嘆した話は有名です。
土佐七段の優勝歴は「早指し選手権戦」のみですが、義兄の真部九段と同じというのは奇遇です。
さて本局で3番手に浮上しましたが、自力よりも3番手につけてるぐらいのほうが、気楽?に戦えるのではないでしょうか。勝てば昇級でしょう。順位戦とはそういうものです。是非最終局も頑張ってください。

みなもと様 情報大感謝

深夜までお疲れ様でした。
土佐7段と、中村9段が勝って、ベテランの底力を見せてくれたのが、嬉しいです。
しかし、順位の関係で中村9段の昇級はないようですね。
その中村9段は最終局は山崎7段です。土佐7段の昇級のためにも、若手実力者に力を見せつけて欲しいです。
私も関西在住ですので、山崎7段を応援していますが、今回は、土佐7段の昇級を期待しています。

全局が終わりました

結果報告
 山崎7段ー神谷7段 119手で山崎7段の勝ち
 屋敷9段ー野月7段 141手で屋敷9段の勝ち
 松尾7段ー中村修9段 110手で中村9段の勝ち
 飯塚6段ー橋本7段 94手で橋本7段の勝ち
 中田8段ー先崎8段 124手で先崎8段の勝ち

順位は
 1位 屋敷9段 7勝2敗 2位 山崎7段 7勝2敗
 3位 土佐7段 7勝2敗 4位 中村修9段 6勝3敗
 5位 松尾7段 6勝3敗 
といったところです。屋敷さんと土佐さんの頑張りが目立ちますが、中村9段も昇段後、成績を伸ばしてきています。9段昇段がいい刺激になったのかもしれません。
 

既に終局した対局

既に終局した対局もあります。紹介します。意外に早く終わったものもあります。
  加藤9段ー土佐7段 108手で土佐さんの勝ち
  桐山9段ー佐藤秀司7段 77手で桐山さんの勝ち
  泉7段ー内藤9段 84手で内藤さんの勝ち
  田中(寅)9段ー青野9段 118手で青野さんの勝ち
  浦野7段ー南9段 137手で浦野さんの勝ち
  畠山(成)7段ー森9段 109手で畠山さんの勝ち

桐山さん、内藤さんのベテラン陣の活躍が目につきますが、加藤さん、森さん、田中さんの不調も際立っています。残りの対局も順次終局していくようです。
  

まだ39手目ですか!!!

詳細情報、重ね重ね感謝いたします。
山崎7段は矢倉に囲ったのですか!
7筋に歩のない矢倉は、屋根に穴の開いた家みたいで、入城しても不安ですが、そこで▲8七金ですか!!横っ腹は寒いですけど、とにかく屋根の穴を塞ぎに行った感じですね!!頭隠して尻隠さず?
角交換は、飛車が宙に浮いている後手の方が嫌なのかと思いましたが、先手が角道を止めたのは、興味深いです。ゆっくりした戦いになれば、後手のほうが陣形をまとめにくいという大局観でしょうか?
勝った方が昇級に大きく近づくので、大熱戦になりそうですね。
みなもと様、寝不足にはご注意ください。。。

続々 山崎vs神谷戦

 39手目▲8七金と山崎さんが矢倉の構えを崩して7筋、8筋の守備を固めたところで夕食休憩に入りました。途中で山崎さんが角道を止めたため、結局、角換わりにはならず、変わった形の将棋になりました。神谷さんの飛車は7四に居るため、少し窮屈そうです。

山崎さんは現在は金、銀がばらばらですが、時間をかけて自陣を整備するつもりなのでしょう。

両者ともまだ2時間半ほど残しているので、終局は日付が変わってからということになりそうで、順位戦とはこんなものかと慣れてきました。どうせ明日は休日、ゆっくり観戦しようと思っています。

みなもと様、情報多謝

相居飛車で、後手が7筋に飛車を寄る手は、一度考えたことはありましたが、7筋の歩交換後の構想(攻め筋、陣形のまとめ方等)が全く分からずに、断念した記憶があります。
この後の神谷7段の指し手に興味津々です。
(トッププロでも指し手が難しいのだから、私ごときでは分からなくて当然!)

続 山崎vs神谷戦

神谷7段が7筋に飛車を寄り、7筋の歩交換から7五飛としています。
7五飛車戦法?聞いたことのない戦法ですが、どうなることやら。陣形としては山崎さんのほうが自然で安定しているように思います。

しかし、13:55時点でまだ17手目。遅っ!

このままいくと、いずれ角交換は必至。両者ともそれに備えて自陣の隙を無くそうと神経を尖らせているようです。それで時間が掛っているんだな、納得。

途中経過報告感謝します。

このクラスは超大接戦でまったく予想できません。
山崎7段VS神谷7段の2敗対決は確かに注目ですね。
あと屋敷9段VS野月7段も注目しています。現在、屋敷9段が暫定トップですが、残り2局は順位が上の3敗勢が相手ですので、大変です。
期待しているのは、土佐7段。何度も昇級の機会がありながら、土壇場で涙を飲んできました。今期は2連敗スタートでしたが、その後6連勝でここまできました。大ベテランに期待大です。
何気に鍵を握っているのは、中村修8段です。現在3敗ですが、残り2局は松尾、山崎の若手2敗勢です。順位がよくないので、3敗を維持しても昇級は難しそうですが、元タイトルホルダーの底力に期待です。

屋敷9段vs野月7段

B級2組 屋敷9段vs野月7段戦。こちらは順調に進んで、昼食休憩までに28手まで進んでいます。

戦型は屋敷さんの横歩取りに対して野月さん8五飛の形、おなじみの感じですが、どこかが違う。屋敷さんの3七桂が珍しい形ですか。新山崎流?

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